トラウマについて

そんな大層なもんでもないんですが。
今日久しぶりに気づいた自分の反応に「ああ、やっぱりそうなんだぁ」と発見したもんで、
せっかくだから書いてみます。
私、人の笑い声が少し苦手なんです。自分の知っている人々の声なら平気なんですが
知らない人の声だと少しビクッとしてしまいます。

これはやっぱり私の青春時代に関係あるんじゃないかと。ふふふ。
私は相当気が強いんですよ。だから中学高校と青春時代も、かんっなり思ったことを
口にしてました。
“味方も多けりゃ敵も多い”ってゆーその典型でして。たはは。
今はまだあの頃よりは自分の感情も理解してコントロールできますが*1
やっぱりトゲトゲの腫れ物みたいな青春時代ですから、如何せん上手く表現できない。
好きな子の前では大きな声張り上げちゃうとか(大笑)そんな感じですよ。
しかもまさにそれもやっちゃってたし…。

で、話反れましたが、そんな女子だったもので、色々衝突もあります。
しかも私の容姿ってなんというか…
…「たいしたこと無い」という人もいれば「かわいぃんちゃう?」って言ってくれる
人もいたり、「タイプじゃない」なんてこともあって、
要するに『ふつう』なんですよね。たぶん…
自分では見慣れすぎて客観的にあんま捉えられないんですがね。
まだ世を儚むほど恵まれてないわけではなかっただけ有難いんでしょうが…

まあ、容姿の話はまたするとして、とかく青春時代はすごく変化する時期ですよね。
つるっつるの綺麗な高校生とか見ると未だに不思議でしょうがないんですが、
私は新陳代謝活発に、それはもうニキビとかなんとか、色々出現しましてですねー
一番自分自身のことも気にする時期にそんなだったもんですから*2
そんな時に衝突とかしたら、もう見た目のこととかでむちゃくちゃ言われるじゃない
ですかー
とにかく馬鹿にしてみたり。またまたおバカなことに、私少しやんちゃな男子グループと
やりあったりもしてて…。てへ。
ですから不思議なことに、基本的に仲の良い子もその中にはいたのですが、
からかわれたり、罵詈雑言を投げかけられたりというのも良くありまして。
んま、たぶんだいぶ幼稚な人らだったと思うんですが、さすが傷付きやすいガラスの
十代!!その時笑われたりしたことを、私の身体が覚えてるんですね。


だから未だに私の近くで突然笑い声とかがすると、そしてそれが少しやんちゃ系の
容姿の人だったりすると、どうも反射的に自分が笑われている気がするんですよね。
びくっとする自分に気づいて、後から苦笑しました…。
あんまり意識はしてなかったんですが、あんな些細な事でここまで人って根にもって
いるんだなー…てゆうか反応しちゃうんだなーと。

不愉快な記憶のはずなのに、ちょっと感慨深かったです。
でも私でこんななら、本当に心底笑われ続けた人、深刻にイジメに合った人、
何か酷い事をされた人、それこそ親に日常的に暴力を振るわれた人なんかはたまらない
だろうと思いました。

そくPTSDとか「虐待は繰り返す」などと言いますが、主観的にそれが現実なんだと
リアルに実感した瞬間でもありました。

傷つけられても人は生きていける。
でも、それによって本当に生きるのが困難な状況に追い込まれる人もいる。
私も無自覚に人を傷つけながら生きているんだけど、どうにかそれが少なければ
いいなと思う。
私も今の段階であの“反応”が何が元であるのかが分かってよかったと思う。
少なくとも客観的に自分を見ることによって多少は心構えとか、コントロールとかが
できると思うから。

ううん。むつかしいなぁ〜…

*1:あくまであの頃に比べたらですよ!うちの会社の人とかが苦笑しそうだから付け加えておきます…

*2:最悪なことに面倒くさがりだったので手入れも放棄していた